つるかめ食堂

数年前にちょっと嫌なことがあったため、飲むことを意識的に忌避していた「新宿」。
だがこの日はスケジュールの都合上どうしても当地で飲む必要があった小生。
(おかしな表現である。)
かつて幾度となく醜態を晒したお世話になった思い出横丁へと歩を進めた。
平日、まだ暗くなりかけの時間であったが、いつになくごったがえす狭い路地。
良く見ると外人さんが非常に多く、店頭に英語や中国語のメニューを備えるという、一昔前には考えられなかった様態に様変わりしていた。
その影響からか、入りたかったお店は軒並み満席。
待つほどの時間と根性は持ち合わせていないので、カウンターの空いていたこちらのお店にお世話になることにした。
リニューアルして以後は初めての訪問。以前はもっと古びた店構えだったと記憶しているが、現在はバラックのような黄色の内装に変わっている。
まずは赤星から。サッポロビールのロゴの入ったビアグラスで飲むと、非常に美しくかつより美味しく思えるのは小生だけだろうか。
突き出しはさつま揚げと大根、それにちくわのおでん。
開店間もない時間だからか味の染みはイマイチだったが、それはそれで悪くない。突き出しとしては十分だ。
メインのおかずは「ソイ丼のあたま」。こちらのお店の名物である「ソイ丼」のごはんがないもの。
(ソイとは英語のsoy、つまり豆のこと。余談だがこちらのメニュー、英語では「soy head」というそうだw)
カレーペーストで大豆とひき肉、さらに少量の豆腐が混ぜられており、ごはんによく合いそうだが、もちろん酒肴としてもなかなかのもの。
脇役のハムもなかなかいい味を出しており、このメニューには欠かせない存在である。
追加でチューハイをオーダー。中はキンミヤなので少々お高いがその分お味は(比較的)お上品な感じ。
あまり見かけないバカルディのジョッキも面白い。

居心地がよいためもう少し飲みたかったが、予定があるため30分ほどでお会計。
今回は揚げ物は食べなかったのだが、おいしそうなメニューがいろいろとありそうだったので、また来てみようと思う。
ごちそうさまでした。