ラーメン二郎 京都店 ~恍惚の、汁なし~

大阪でのイベントを早々に終え、早々に帰路についた小生。
とはいえ、ただ来た道(東海道線)をそのまま戻るのも面白くないので、ちょっと趣向変え。

京阪が誇る豪華車両8000系を使用した特急「洛楽(らくらく)」

そのプレミアム車両でのんびりと飲み鉄を楽しむこと1時間あまりで終点出町柳に到着した。

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ラーメン二郎 京都店

昼の部の飲みはいったん終了し、締め(?)にはラーメンを。
向かう先はもちろん二郎。市街からはちょっと離れているので、酔いざましの意味も込めて少し歩くことにしよう。
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やはり鴨川の流れは定番の撮影スポットなのだろう、四条大橋は溢れんばかりの人でいっぱいであった。
せっかくなので小生も1枚パシャリ。
その後鴨川沿いを三条まで歩いてから京阪電車と叡山電車を乗り継ぎ、一乗寺へ。
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二郎の駅近ランキングでは小生調べ第2位のこちらのお店なので迷うことはなく店の前へ。
店横の行列スペースを覗くと10人ほどが待っており、最後尾に接続・・・しようとした刹那、なんと前回の京都店訪問時にお話しさせていただいた方がお店から出て来くるではないか。
思わぬ邂逅にお互いビックリしつつ、しばし店先にて歓談。
そうしているうちに店外の行列が解消したようなので、お付き合いしていただいたお礼を述べつつその場を辞して店内へ向かった。
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美しいオーナメントは券売機上から飲料自販機の上に移動していた。
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今回訪問した目的は、夏季限定サービスである「汁抜き」と「はんなり」を食べてみたかったためである。
組み合わせると「ラーメン+はんなり」「汁抜き」「汁抜き+はんなり」の3種類が楽しめるのだが、今回は両方をお願いすることにした。
さらに、これも前回は未だメニューになかった「九条ネギ」の食券も購入する。
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まずやってきたのは九条ネギ。小鉢に山盛りになっており、お得感満点である。
これだけの量だと、味変というよりは味を支配してしまうのではないかと心配してしまいそうだが、先に言ってしまうとそのような心配は無用であった。
ネギの種類にもよるのだと思うが、特段スープや麺の風味が消されるということはなく、むしろ爽やかさがプラスされてブースターの役割を果たすグッドアイテムとなる。
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やってきた「汁抜き+はんなり」。
スープが少ないこともあってか、麺とヤサイそれにブタのコントラストが一段と映える、京都にふさわしい美しいビジュアルである。

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見た目も去ることながら、立ち込めるゴマ油の香りもまた特徴的。
箸をつけるのがもったいないほどだが、グッとこらえていただくことにしよう。
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まずはスープの量をチェック。
「汁抜き」とはいえ当然ながら多少のスープは入っているものだが、こちらは最低限、食べる際に麺が纏わらない程度の量である。
さらに「はんなり」にしたことによって、(二郎特有の脂が入っていない分)全体としてかなりライトなテイストとなる。
なるほど、これならば蒸し暑い京都の夏であっても軽快に食べることができそうだ。
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前回感じたゴワゴワ感は鳴りを潜め、モチモチした食感が強調されるようになった麺。
抜群に美味しいので、やや多めの麺量もスルスル食べられてしまう。
開店から5か月を経てさらにブラッシュアップされたようだ。
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特筆すべきはこの豚様。
前回も結構な大きさで、かつ完璧な炊き具合、浸かり具合に「ほほぅ・・・」と思わず唸ってしまった記憶があるが、今回のはそれのさらに上を行く極上の出来。
やや脂身の割合が多い感はあるものの、ステーキかと見まがうようなその厚さは食べごたえ十分。
とろけるような状態ではないものの、咀嚼力を意識することなく嚥下できてしまうその柔らかさはブタの理想形といってもよいのではないだろうか。
上ブレなのか、通常の状態なのかは不明だが、次回は豚入りを注文するのを忘れてはなるまい。
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中盤以降はネギを絡めて食べ進める。
上述の通り全体としての味を支配することなく、良いアクセントとなってさらに食欲を増進させてくれた。
今回は汁抜きだったので麺と絡めて食べるのに終始したが、ラーメンのスープに浸して食べても美味しいのは間違いないだろう。
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今回の「はんなり」だが汁抜きということもあって、二郎らしさという点では少々劣るという感想である。
ブタの脂由来のコクやら甘味やらという要素が、小生の中の「二郎」というカテゴリーでは重要であるということが良く分かった。

ただ、これはこれで別のテイストのラーメンとして考えればかなりハイレベルであることは疑う余地はなく、遠征の価値ある満足の行く1杯であったことは事実である。
ノーマルスープの汁抜きももちろん試してみたいので、来年も京都に来ることがこの時点で確定した小生であった。
ごちそうさまでした。

ラーメン二郎 京都店

名古屋での麺活を終え、さらに西下を続ける小生。
ただ、目的地である京都はただでさえインバウンドで溢れかえっている上に、桜満開のこの季節。宿泊施設の値段が社内ニートの小生には手が出しづらいくらいに高騰している。
そのため、京都の手前、琵琶湖のほとりの近江八幡でビバーク。
飲みには出かけず、風呂に入ると缶ビールもそこそこに寝落ちしてしまった。

明けて翌朝。琵琶湖線でさらに西へ。山科、三条、出町柳と乗り換えること3回。ようやくたどり着いたのがこちらのお店である。
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初日の混乱っぷりはニュースにも取り上げられていたため、(不本意な形ながら)一躍知名度を増したと思われる当店。
そのためか、事前のリサーチでは翌日以降も整理券方式が継続されているとのことであった。
上記の経緯に加えて、この日は初の土曜営業ということもありかなりの来客が予想されること、さらには時間的制約もあるためなんとかして早い時間の整理券が欲しかった小生。
おそるおそる一乗寺の駅に到着すると、整理券はまだ配布されていない様子。さらに待ち人数的に考えても何とか1巡目の入店には間に合いそうでホッと胸をなでおろした。
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整理券入手後は時間が出来たので叡山電車で終点の鞍馬へ。生憎の雨模様であったが静寂で厳粛な雰囲気が際立っており、これはこれで良かったと思う。

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時間の都合上入山できなかったのは残念だが、次回以降、鞍馬寺や比叡山を絡めて来訪するのもまた楽しいことだろう。
(どちらかといえば、それが妻子持ち中年のあるべき姿なのだろうがw)
パワースポットで英気を養った後は一乗寺へリターン。ほどなく列形成が始まり、店の横の行列スペースへと案内された。
(この行列スペースと入店場所は、二郎全店を見回しても当店以外では見たことのない形式であるため、是非とも現地で、その目でもって確かめていただきたいw)

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待つこと10分、定刻に開店。京都らしい素敵なオーナメントが飾られた券売機で「小」の食券を求めて席につく。

カウンターは高め。店主から遠い位置だったこともあって作業の詳細は見えなかったが、テキパキと動く助手氏とのコンビネーションははまだ開店から1週間も経っていないとは思えないほど良好な様子。
他のお客さんもその様子を見て、一安心していたに違いない。
すると、外から整理券担当(専任らしい!)の助手氏から「整理券終わりました」との報告が。
時計を見るとまだ開店後10分も経過していない、このタイミングで予定数は終了したらしい。
 
整理券方式が公式に告知されていないため、営業時間だけ見て訪問して来たお客さんには気の毒としか言いようがない。
お店のtwitterアカウントにも不満を訴える方がいらっしゃるようなので、このあたりはきちんと告知をすべきではないかと思うのだが。
 
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さて、そうこうしてようやく対麺した京都二郎の小ラーメン。トッピングはニンニク少しでお願いした。

まず豚について言及しておくと、かなり大き目な部位が2つ。歯ごたえはあるが決して硬すぎるわけではなく、旨味に溢れていて美味しい。
炊き具合、漬かり具合も言うことなしでかなりハイレベルと言えよう。
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スープは見た感じ脂分が目立たず、一口飲むとスッキリしているのですわ非乳化か?と思いきや、食べ進めるにしたがってコッテリ感が増すという不思議なタイプ。
最初の何口かは豚の旨味と醤油のバランスを、後半では脂の甘味とを楽しめ、なんだか得した気分である。もちろん、出来栄えは良く美味しい。
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麺はややゴワの平たい形状。ところどころ縮れがあってこれまた二郎ではあまり見かけない面白いものだが、お味の方はさすがの一言。
意識せずとも小麦の香りとオーションの甘味が啜るたびに溢れてくる極上なもの。いきなりこれを出されては参ったとしか言いようがない。
 
個人的嗜好から見ると、川越同様量は多め。おまけにかなりの熱を帯びているため、少々食べにくい感が否めない。
(修行先の神保町もそうだが、平笊での湯切りの回数が少なく、麺がまとまった状態で丼に投入されるためと思われる。)
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並み居る強豪に後れを取ってはならぬと急いで食べ進めたものの、麺の熱さもあってロット最後、ギルティまであとわずかというタイミングで完食。
後半はあまり味わって食べることができなかったのが残念だが、新店とは思えないクオリティの高さには感服した。
行列の問題や近隣との関係、さらには慣れないお客さんへ
の対応など課題は多いとは思うが、何とか頑張っていただき、関西の地に直系二郎のラーメンを根付かせていただきたいと思う。
ごちそうさまでした!