土曜のランチはとしおかさんへ。
今年は月1ペースで通っているのだが、特に土曜の行列が激しく夏場には3時間近い待ちを要したこともあった。
この日も、あまりに行列が長いようであれば諦める腹積もりであったが、幸いなことに折り返しまでは達することのない人数。
目算(1人あたり5分で計算)で1時間少々と思われるためこの程度であれば問題ない。
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目論見通り1時間きっかりで入店。
入店時、前のロット(6杯分)の麺を投入するタイミングであったため、まるまる1ロット分待ってから瓶ビール(+おつまみ)がやってきた。
山盛りのメンマは濃いめの味付けで、言うまでもなくビールとの相性は抜群。
細切れのチャーシューもこの日は特段柔らかく、メインのラーメンの前に十分に満足しそうになってしまうほどだ。
オーダーしたのは新・塩ラーメン(小)。
チャーシューとメンマ、海苔という見た目はノーマルのラーメンと同じだが、もちろんスープは塩のお味である。
マスターの麺上げを見てみると、何となく違和感を覚えた。
それもそのはず、いつも使用している茹で釜ではなく向かって右側、通常スープのサブに使用している寸胴で麺上げを行っていたのだ。
どうやら茹で釜が故障しているための措置らしいが、いつもと異なる動作でももちろん見た目もお味も劣ることは全くない。
毎度のご厚意に感謝申し上げつつ、いただきます。
魚介のほのかな香りがたまらなく上品なスープ。
通常の塩ラーメンと比べると、サラダ油をかける工程と、具材の生姜と辛味が省かれているためか刺激がなくまろやかな後味。
コッテリ感も弱めで、より優しい口当たりとなっている。
ベースとなる動物系/魚介系の出汁がバランス良くしっかりと効いているのはいつも通り。
無論、ツルシコ麺との絡みも良くスープの弱さを感じることは皆無である。
見た目、パサパサ食感を想像した大振りのチャーシュー。
しばらくスープに浸して置いたのちにかぶりついてみたところそのような心配は無用でいつものしっとり絶品のものに変身(?)していた。
このチャーシュー、おつまみやつけ麺で出てくる細切りのものと元は同じなのだが、個人的には大振りに切られてたタイプの方が好きである。
思うに、この「かぶりつく」という行為が美味しさを増強しているような気がするのだ。
完飲したいのはヤマヤマなれど、諸事情により極上のスープを半分ほど残して退店(涙)。
アクシデントもなんのその。
店主の気合がそのまま表現されたかのような1杯はいつもと変わらず、いやいつも以上に美味しかった。
ごちそうさまでした!
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