この日は神楽坂の駅から歩いたが、暑くも寒くもない絶好のお散歩日和。
なんだが行列に時間を取られるのが勿体なく感じるほどの良い陽気だったが、食欲にはかなわないわけでw
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心が折れるほどのではないが、カップルや男女のグループが多いため長期戦を覚悟しなければいけない人数である。
案の定、入店までは1時間半ほどと人数の割には時間を要した。
まずはスーパードライで喉を潤す。
銀色の無機質なラベルにカラフルな装飾がされているのは、東京オリンピック/パラリンピックのイメージのようだ。
「オフィシャルビール」とのことなので、会場で販売されるのもこの銘柄になるのだろうか。
この日はラーメン(小)。
700円と、このお店の1杯としてはもっともお安いメニューである。
なみなみと注がれたスープから立ち上る湯気の香しさが、否が応にも食欲を刺激してくる。
たまらずスープを一口。
トロトロと形容しても過言ではないほどの濃度を誇り、かつまろやかな舌触りは秀逸の一言。
醤油の尖った感じはまったくなく、むしろそれに負けない魚介の旨みが次々と押し寄せてくる。
いわゆる「アタリ」な出来と言って良いだろう。
プリプリ食感の極上麺は相変わらず言うことなし。
四角い断面のためか歯ごたえが強く、食べている最中はいかにも「麺を喰っている」という感覚に存分に浸ることができる。
他方、「なめっこい」と称されるつけ麺のツルツルとした麺では喉越しが楽しめる。
どちらも素晴らしく甲乙つけがたい魅力なのだが、これからの季節は前者に分がありそうだ。
麺とスープにシンプルな具材。
そのどれもがハイレベルなために約束される最高峰かつ完璧な1杯。
諸事情により完飲できなかったことだけが心残りであったw
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