朝晩は防寒着が要るほど寒く日中は上着不要な暖かさという、実に体調管理が難しい気候が続く11月上旬。
ご多聞に漏れず、小生も喉に微痛を感じたり鼻水が多くなったりと、嫌な感じの症状が出始めた。
そんな時には麺活である。
定時のゴングと同時にオフィスから疾風のごとく颯爽と退社し、横浜線で中山へ向かった。
到着時には内外合わせて10人ちょっとと、多くもなく少なくもない、想定通りの待ち人数。
初訪と思われる、目の前の体育会系大学生3人組(ジャージのマークから察するに小生の後輩のようだ・・・)が少々「ギルティ」をやらかしてしまったものの、それ以外は滞りなく行列は進み、都合30分ほどで着丼と相なった。
まずは生卵から。
夏季限定かと思ったら、汁なしやつけ麺の提供が終わっても残っているのでどうやらレギュラーメニューに昇格したようだ。
これまでは丼に直接インして食べていたのだが、この日は大好きな「すき焼き風」で食べるつもりである。
何時ものと比べるとビジュアル面ではさすがに寂しさを禁じえないが、まあ仕方ない。
スープは安定の豚出汁たっぷり非乳化系。
見た目通り基本はスッキリしたテイストなのだが、キラキラした液体油と白い背脂の双方が適度なコッテリ感を演出するため濃厚さも併せ持つ。
いつまでも飲み続けられそうな美味しさだ。
細めの麺はいつもよりも柔らかめの茹であがり。
固さに関しては結構ブレがある(勝手な)印象のこちらのお店。
ラーメンとして食べるには、やはり柔めな方が好みだ。
ブタに関しては、柔らかさ、味の染み方、サシの入り具合とどれをとってもパーフェクト。
大袈裟かもしれないが、これまでの中山店で食べた中で最も美味しい2枚だったと言っても過言ではない。
ブタ入りにしなかったことを後悔・・・はしないがw、もっと食べたいと思ったのは確かである。
最後の数口ですき焼き風を楽しんで、所要5分。
もちろん、ロット最速で退店。
諸事情により、デフォルトの半分以下の量しか食べられなかったのはつくづく残念だったが、その分濃密(?)に楽しめたのは確かである。
なにより、スープ、麺、ヤサイ、ブタと全てにおいて私的スイートスポットにハマった1杯。
翌朝、風邪の諸症状がすっかり治まっていたのは決して気のせいではあるまい。
ごちそうさまでした!
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