スタンド(京都 新京極)

「たつみ」さんを出て路地を歩くこと1分ほど。次なるお店は新京極のアーケードの中にあった。
kgs17090801
暖簾には「スタンド」の文字。内外の観光客が絶えることなくお店の前で記念撮影を繰り広げている光景から察するに、単なる飲食店ではなくもはや観光スポットなのであろう。
その様子をしばし眺めつつ、撮影の波が途切れたタイミングで入店。

お店の中は、10メートルあまりの縦長のスペースに、向かって左手に丸テーブルが数卓、右手に長テーブルというあまり見たことのない配置。
まだ日が暮れ始める前だというのに、8割方の席が埋まっているのは驚きだ。長テーブルの中央あたりが空いていたのでそこに着席し、まずは瓶ビールをお願いした。
kgs17090802
一番搾りの「京都に乾杯」。
このシリーズ、ご当地の味が楽しめるのはもちろんだが、どれを飲んでもハズレがないために小生は大好きである。
京都に乾杯は一番搾りのスッキリとした飲み口を残しつつ、麦のコクが強めに振れている印象。
繊細な京野菜やお出汁の料理にもよく合いそうだ。
kgs17090807
日本酒は月桂冠がメイン。

「特級」「一級」という表記に、年代を感じる。

kgs17090803
せっかくなので京野菜を食べたいと思いメニューを見渡していると、短冊に「青とうがらし」の文字があったので迷わずオーダー。
どのような形態で出てくるか楽しみにしていたのだが、出てきたのは炙った青唐に削り節が振り掛けられたもの。

kgs17090804
シンプルな一品だが、唐辛子自体の味が濃い上に多めの削り節が良いアクセントとなっていてビールにはうってつけの肴である。
kgs17090805
もう1つ、京都らしいものということで「ハモの天ぷら」を注文。
シーズンからはやや外れていた上に(失礼ながら)大衆酒場のメニューということを考慮するとあまり期待できないと考えていたのだが、一口食べて土下座謝罪したくなるほど美味しかった。
kgs17090806
ヘタな湯引きのハモで感じるホネっぽさは皆無であり、何より揚げ加減が完璧でホッコリした食感がたまらなくお上品である。
正直、今回の遠征でもっとも美味かったといっても過言ではない。そのくらい衝撃を受けた1品だった。

大瓶を飲み干し、周囲を見るといつの間にか満席に近い状態になっていた。
アフター5が近づき、徐々にお客さんが来る間隔も狭まってきたようなのでそろそろ席を空けることにしよう。

会計を済ませて店を出る際に、レジのおば様から「おおきに!またきておくれやす!」の一言。
気分よく飲ませてくれる最高のお店をまた一つ発見したことと、酒飲みを暖かく見送ってくれることへの二重の喜び。
京都って、いいね。

ごちそうさまでした!

関連記事


スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です