6月も早くも半ばである。
例年であれば不快な蒸し暑さを打破するために冷たいビールや酎ハイが大活躍する時期だが、今年はどういうわけか雨が少なく気温も低めなため、彼らがあまり活躍していない気がする。
これではいかん!と、定時のゴングとともに会社から逃亡し向かったのが登戸。
以前から気になっていた酒場に潜入してみることにした。
ヤキトリハウス平安郷さん。建物左手の入口が酒場で、右側が同じ屋号の焼肉屋さんとなっている。
さらに、店の外でも飲むことができるという面白い作り。
この日も、燦然と輝く赤ちょうちんの下、外のテーブルでは多くの先輩方が鍛錬を重ねていた。
店内は大盛況。
いくつかあるテーブルはすでにすべて埋まっており、辛うじて1人分だけ空いていた立ち飲みスペースに陣取ることができたのは幸いであった。
まずは赤星(中瓶)からスタート。
ビアタンではなくプラ製冷タンなのがちょっと興ざめだが、まあ中身は変わらないので気にしない気にしない。
おまかせの刺し盛2品で、出てきたのはエンガワとカツオ。
エンガワはまあ可もなく不可もなくといったところだが、厚切りのカツオは臭みもなくアブラものっていて美味しかった。
量的にも、これで500円ならば文句はない。
お代りは酎ハイ(320円)。注文時にレモンスライスの有無を確認してくれるのは嬉しいサービスである。今回は「無し」で。
強めの炭酸で割られている小生の好きなタイプで、美しいジョッキの気泡は見ているだけで楽しくなる。
ベースは寶の25℃。ブランドだけあって間違いのないお味だ。
焼き物はハラミと豚バラを塩でいただいた。
やや硬い感じの食感で、大ぶりな体でなかなかに食べ応えがある。
120円というお値段を考えてもコストパフォーマンスは良い。
酎ハイを1杯お代りしお勘定は2000円弱。
(お店の名前的に)焼き物がメインのようだが、それ以外にも豊富なおつまみが揃っているので普段立ち寄るにはよさそうなお店だ。
立地的にもお値段的にも申し分なく、また休日は14時から営業しているそうなので、早くも再訪を決意した小生であった。
ごちそうさまでした。
関連記事
スポンサーリンク