非乳化二郎が食べたくなった週末の終業後。
「すわ中山へ!」と普段なら迷うことなく横浜線に乗り込むところであるが、ふと非乳化もう1つの雄である上野毛店にしばらく行ってないことを思い出したため方針転換。
夕方の帰宅ラッシュ真っ只中、尋常ではない混雑っぷりの大井町線に乗り込み、23区西端の二郎を目指す。
スポンサーリンク
到着時には外待ちが7人。
時間を考えるとちょっと多いかな?と思われる人数だったが、ちょうどファーストロットのお客さんが退店するタイミングだったようで、5分と待たずに着席することができた。
勝手口には鍋二郎の案内。
持ち帰って家で食べるとなると難易度が高いが、多摩川が近いこの立地ならばアウトドアで楽しむのも良さそうだ。
三塁側手前という、外からの外気が直撃する席で待つこと10分ほどで着丼。
オーダーしたのは小ラーメン豚入り少な目+生卵。
コールはヤサイカラメニンニク少し。
ニンニクは忘れられたか?と思いきや半分スープに溶けた状態でブタの裏に隠れていた。
スープに混ぜず調整しながら食べたい小生としては少々残念だが、致し方あるまい。
まずはそのスープを一口。
カラメにしたこともあってキレが増し、ブタ出汁の甘みに塩っぱさが勝ったこの状態が最近は好みだ。
ニンニクが混ざったことでちょっと辛さを感じるが、これはこれで悪くはない。
しっとりとした食感が素敵な上野毛の豚。
この日は脂身の割合が高めで、いつもより硬めな仕上がりに感じた。
それでも、適度な歯ごたえで食べやすさに変わりはなく、十分なボリュームもあって満足である。
すっかり二郎の標準的なスタイルに回帰(進化?)した感のある麺。
かつてはこちらのお店の代名詞でもあったデロ感はほぼ感じず、柔らかめな細麺という説明が相応しい仕上がりである。
どちらかというと以前のタイプの方が好みだったが、こうした変化も楽しみたいクチとしては何ら問題はない。
柔らかめ、というオーダーも店主なら受けてくれそうだがそれもまた野暮というものだろう。
ヤサイとブタを増したため、少な目でも結構なボリュームに戸惑ったもののなんとか完食。
寒いポジションだったこともあって、麺やスープの一口一口が体に沁みる美味しさであった。
寒さというのも、案外良いスパイスになるのかもしれないw
ごちそうさまでした。
関連記事
スポンサーリンク