仕事納め当日に急遽有給を取得したため、なし崩し的に年末年始の休暇に突入してしまった小生。
とはいえ、今年はカミさんと休みが丸被りな上に双方の実家に帰省する予定。
つまり、自由時間はほぼないであろうことは容易に想像がつく。
それでも、最後の麺活の外出だけはなんとか許可を得ることができた。
暮れも押し迫った30日、すでに多くのお店は休業に突入しているが、比較的近隣の中山店がまだ営業していたのは幸いであった。
考えてみれば、2018年に最もお世話になった直系二郎である。
麺活動収めにこれほど相応しいお店はあるまい。
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2年前の麺活収めと同様、開店1時間半ほど前に到着。
混雑が予想されるためかなり早めに行動したが、1stロットには間に合いそうな順番で一安心である。
天気は快晴。
夜営業に訪問することがほとんどなため知らなかったのだが、こちらのお店の店先、午前中はかなり日当たりが良い。
念のためウインドブレーカーと使い捨てカイロを用意していたのだが、杞憂に終わったのは幸い。
スポーツ新聞でKEIRINグランプリの予想に没頭していたこともあって、待ち時間はほとんど苦にならなかった。
着席直後に目についたのは酢と醤油、2つの卓上ボトルが増設されていたこと。
味変のバリエーションが広がるという意味では素晴らしいサービスアップだ。
特に後者は、この夏ハマってしまったつけ麺の「麺にカラメ」がセルフで加減できるためとても嬉しい。
オーダーしたのは「ぎょったまつけ麺」ニンニクアブラピザ。
夏季限定のメニューだが、週替わりの限定で提供していたのは幸いであった。
さらに、ツイッターで告知されていたピザのトッピングも忘れずに。
つけ汁には魚粉と玉ねぎがたっぷりと。
普段感じる非乳化スープのコクは弱めなものの、スッキリとした和風の旨みがそれを補う。
一度でいいから、このスープでラーメンを食べてみたいと思うのは小生だけではないだろう。
トッピングの「ピザ風焼きチーズ」は麺の上に乗せられる。
下が暖からの熱が加わるラーメンや汁なしと異なり、下が冷たい形態のためチーズはすぐに固まってしまった。
早速醤油を麺に軽く回しかけ、そのままいただく。
季節柄もあって麺はキンキンに冷やされているため、固まったチーズとの取り合わせは正直微妙といったところ。
しかし、冷たいトマトソースはその酸味が良く効いて、アクセントとしては最高である。
そのまま食べても悪くないが、魚粉と玉ねぎの旨み溢れるつけ汁に浸すとさらに良し。
意外であったが、こういった珍しい具材の相性の発見もまた限定メニューの楽しいところである。
つけ汁の中に入ったブタは、こちらのお店では珍しく脂身が多めでトロトロの炊き具合。
口中でホロっと崩れる具合がたまらない。
味の沁みも絶好で、魚粉をまとった状態で食べると甘み、旨みが強調されてさらに良かった。
つけ麺は最後に、時間差で提供されることもあって麺を食べ終えたところで気が付けばロット最後の客に。
つけ汁をもう少し楽しみたかったところだが、外に居並ぶ100人近い行列に迷惑をかけてはなるまい、と断腸の思いで丼達を戻した。
本年最後に相応しい、美味しい1杯。
2018年、何も思い残すことなく年が越せそうである。
ごちそうさまでした!
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