勤労感謝の日から連なる3連休。
今年は会社カレンダーで暦通りの休みとなったが、当然のことながらなにより家族運用が優先させられる小生に自由な時間はない。
ましてや麺活など・・・と考えていたのだが最終日の日曜、急遽ママ友の会合が開催され家人が外出するとの僥倖を得た。
奇しくもこの日は大相撲九州場所の千秋楽。
となれば、行先は一択。
まだ寝静まる家人を起こさぬよう(いつまで寝てるんだ怒)静かに家を脱出し、朝も早ようから小田急線の乗客となった。
スポンサーリンク
相模大野の駅に到着後ボーノの通路と商店街をゆっくり歩いてお店へ向かう。
予定より1本早い急行に乗れたため余裕をかましていたのだが、ドラッグストアの角から目に入ってきたのはこれまで見たことのない20人を超える行列が!
いつもは店先で蛇腹状になっている待機列がそのまま道路に伸びているためだが、それでもここまで長いのは(新店舗になってからは)記憶にない。
この時点で開店まではまだ1時間半近く。
かなりの驚きをもって行列に接続したがこれはまだ序の口だったようで、開店後も最大で50人近く並んでいたようだ。
それにしても久々のスモジの千秋楽参戦である。
新店舗になってからは間違いなく初めて、確か朝青龍と白鵬の相星決戦で盛り上がっていた頃だから10年近くご無沙汰であったと思われる。
以前は毎回異なるテイストの炙りブタで提供され(時には缶ビールがメニューにあったことも)2か月ごとに楽しみにしていたものであった。
当時と変わらぬ盛況ぶりを目にするに、否が応にも期待は高まる。
定刻前に店先で持ち帰り用のブタの販売が始まり、ほどなくして展開からベルの音が響いて開店。
いつもはスムーズな客捌きのスモジなのでさほど待たずに入店できる、と思いきや、炙りという工程が加わるためかなかなか回転が悪い。
結局、着席できたのはさらに40分ほど後のことであった。
まずは炙りブタが提供される。
当然ながら(?)豚増しの食券を購入したので、ボリュームはたっぷり。
というか、個人的には多すぎの量である。
それもそのはず、以前の小豚(+100円)と現在の豚増し(+250円)では増量の度合いが全く異なるのだった。
(以前苦戦したことをすっかり忘れていた・・・)
これを後回しにした場合苦戦することは必至なので、ラーメンの到着を待たずにガツガツと食べ進めることにする。
ミッチリとした食感と適度なサシの入りはさすがの美味しさ。
国産を謳っているだけあって、豚の濃厚な旨みが存分に楽しめた。
しかしながら、蒲焼のタレの塩分が意外に濃く、これだけを食べ進めるとさすがに食傷気味になってくる。
そんな中、救世主のように手渡されたのが「さがみっこ」。
タレの塩っぱさと単調さを中和させるべくすき焼き風で食べようと考えていたが、思ったほどの効果は得られず。
やはりセオリー通り、麺と絡めて食べるべきであろう。
ブタを8割方食べ終えたところで、メインのラーメンが到着。
コールはそのままでお願いした。
前述のとおり口中がかなり塩気にヤラれていたためこれを中和すべくヤサイから食べ進める。
スモジのヤサイは厨房内で、茹で加減も管理もかなり気を使っているのが見えるがお味もその通り。
柔らかすぎず、硬すぎずの絶妙な食べごたえは完璧と言っても良いだろう。
それがデフォルトでもかなりの量で提供されるのだから嬉しい限りだ。
ヤサイを平らげた後に麺に着手。
しかしながら小生、この時点ですでに腹八分目を超えており個人的レッドゾーンに突入しようとしていた。
脳裏に浮かんだのは「撃沈」の2文字。
しかしながら、以前から比べると丸くなった(否、痩せた?)とはいえ目の前で麺上げをしているのは「あの」親方である。
残すことなどできようはずがない。
「少な目ラーメン」の食券を購入しなかったのを後悔しても後の祭り。一心不乱に胃袋の隙間に麺を押し込んでいく。
途中、さがみっこや唐辛子の味変に助けられ、アップアップしつつもなんとかかんとか麺を食べきる。
当然ながら食べ終わりは同ロットの最後。
ただ、回転が遅めだったこともあってオペレーションを乱すまでいかなかったのは幸いであった。
ベルトの穴を2つ分緩めてから退店。
後半は味わう余裕などなかったのが正直なところだが、後から満タンの腹をさすっていると食べきった満足感は覚えるのだから面白いものだ。
とはいえ、自身のキャパは思っていた以上に少ないということを肝に銘じておかなくてはなるまい。
ごちそうさまでした。
関連記事
スポンサーリンク