有休を取得した平日。
すぐに終わると思われた都内での用事が思いのほか長引き、気が付けば午後3時。
昼食には遅く、夕食には早く、おまけに飲み始めるのも憚られる時間帯である。
おまけに宅配便受け取りのため18時までに帰宅しなくてはいけないという制限があって、なんとも中途半端な状態となった。
とりあえずお腹が空いたためラーメンを食べて帰ることに決定。
いろいろと脳内でのリサーチを繰り返した結果、神保町の二郎がもっとも相応しいという結論を出した。
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到着時の待ちは18人という、時間帯を考えると凄まじい盛況ぶり
ロット6人の入替制なのでちょうど3回待つことになるが、まあこれは想定内なので問題ない。
店前はもちろん、道路を挟んだ2本目行列もポールまで埋まっているのでキッチンジロー前の3本目の先頭に陣取る。
余談だが、ポケモンGOのジムも移動したようだ。
画像が前店舗のままなのはご愛嬌w
行列の向きと配置がわかりにくいため嫌な予感がしたのだが、案の定最後尾に気付かずに2本目の最後に接続するお客さんが数組。
2本目の最後のお客さんが指摘してくれればよいのだが、どうやらその気はないようで(コミュ障とはこういうことを言うのか?怒)その都度交差点を渡って最後尾を教えに行くのは億劫だった。
1ロット20分できっかり進み、ちょうど1時間後に入店。
唐辛子のスパイシーな香りが仄かに漂う中、まずは生卵を受け取る。
確か以前は蓋付の容器であったと記憶しているが、いつから変更されたのだろうか。
さらに待つこと10分ほどで着丼。
小ラーメン半分、コールはニンニク少し。
誘惑に負けて(?)ついついスプーン1杯分の唐辛子を振り掛けてしまったw
半分の麺量でもしっかりとしたヤサイの三角錐は美しく、素晴らしい。
硬すぎず柔らかすぎずの絶好の茹で加減で、意外や唐辛子を振り掛けたプレーンな状態で食べても実に美味しいのだ。
ブタの旨みたっぷりな乳化スープ。醤油の辛さがやや際立っているがアブラのこってり感といい具合に調和しているためこれはこれでアリ。
何より、唐辛子とよく合っている。
ゴクゴク飲むタイプではないが、麺やヤサイと一緒に食べるのに最適な濃度と塩分である。
デフォルトだと結構な柔らかさの麺。
デロ一歩手前で歯応えは弱いが、コシと香りがたまらない逸品。
軟麺好きの小生はもちろんニンマリ、だが若いジロリアンには物足りないのか、同ロットでは6人中4人、次ロットでは5人が硬めを指定していた。
お店が認めている以上それぞれ好きな状態をお願いすればよいと思うが、某上野毛店のようにデフォルトが硬めにシフトするようなことを切に願う。
いつも食べごたえ十分な大振りなブタ。
文字通り齧り付いてモグモグやっていると、柔らかさやサシの入りなどという細かいことはどうでも良くなってくるから不思議である。
(もちろん、十分においしい出来であることは言うまでもないが。)
味を超越した存在感によって満足できるブタというのも、なかなかお目にかかれるものではない。
半分とはいえ、体感で250gは優にあると思われる麺量。
軽く食べていくつもりが、その後の夕食はおろか晩酌の肴もオミットするほどの腹パン具合に誘われてしまった。
麺ブタスープ、絶対的強者のストロングスタイル。
お江戸のど真ん中で味わう700円の至福は、いつ食べても恐縮しかない。
ごちそうさまでした。
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