年度末進行の影響で図らずも早朝からの時差出勤となった年度最終日。
午前中にて業務が一区切りしたため午後からは経済産業省が推奨する社畜に優しくないキャンペーン堪能すべく、酒都へと出かけることにした。
口開け40分前に到着。裏の行列に接続すると鏡下の行列14番目。こりゃアカン。と2巡目を覚悟したところだったが、列整理の結果表に回って滑り込みセーフ。
数えたら表の17番目と本当にギリギリ、実に幸運であったと言わざるを得ない。
口開けなのでまずはおかみさんからシンキを受け取る。
テッポーはもう少し遅いタイミングでもありつけるが、コブクロはほぼ口開けのファーストオーダーで売り切れてしまう貴重部位。
独特のサクサクした食感は、他ではなかなか味わえない逸品である。
マスターから注いでいただいた最初の梅割り。
美しく輝く琥珀色は眺めているだけで幸せな気分へと飲兵衛を誘う、とは言いすぎだろうか。
久しぶりにホネではない煮込み。この日は小生の好きなハツモトとレバの割合が多めで思わずニンマリ。
味噌ダレもいつもより濃厚な印象でいつもより多めに焼酎を飲んでしまったのは秘密である。
平日限定のレバーボイル。レバ若焼きの代替として登場したメニューだったが、今やすっかり市民権を得た感がある。
無論、小生もそれに魅せられた一人であり、平日に訪問した際には必ず注文する一品である。
特に酢を入れていただくのがお勧め。濃厚なレバーの滋味とお酢のサッパリ感がとても合っているのだ。
ダイコンかけないで。冬の間良く見かけた青い部分とは異なり、甘さの際立つダイコン。
七味をかけていただくと特にそれが良くわかる。
締めはやはりシロタレ。噛んだだけで新鮮さが分かるプリプリ感。
生っぽさは感じずそれでいて焼き過ぎのパサパサ感もないという絶妙な焼き加減には思わず唸ってしまうほどである。最高。
いつもより多めの4杯5皿でお勘定。
仲見世を出ると、ちょうど雨が降り出したところだったので急いで立石駅の階段を駆け上がった。
せっかくのプレミアムフライデー。河岸を変えて、もう少し春の夕暮れを楽しむことにしよう。
ごちそうさまでした。
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