極太濁流らーめん ら・けいこ 東片端店

この日は久しぶりの名古屋出張。前職ではしょっちゅう来ていた名古屋だがここ数年は名古屋駅での乗り換えの際にちょっと立ち寄るばかり。市街に繰り出すことは年に1回あるかないかの頻度になってしまった。
飲むにも食べるにも名店がそろう当地だが、その中でも小生にとって「そこに行くことが名古屋へ行くの真の目的」とも言えるお店が1軒存在する。
それがこちらのお店だ。

 

 「ら・けいこ 東方端店」さん。

10年ちょっと前に栄の繁華街にオープンした名古屋の二郎系の走りとも言えるお店。
今回訪れたこちらのお店か2店目の出店で、本店とは麺もメニューもちょっと異なるスタイルで営業されている。

まずは「男の生ビール」で乾杯。こちらはその名の通り、大ジョッキで提供されるアサヒスーパードライ。
写真では大きさがいまいち伝わらないのだが、ジョッキと中身合わせると片手で持つのがキツいほどの重量である。明らかにラーメン屋で飲む量ではないのだが、夏の暑い中だとグイグイ飲めてうれしいのも確かだ。 

 

 デブセブハイパーライト。大ジョッキを脇に従えているため麺は少な目にしてもらった。(デフォルトで茹で前450gあるらしい)

こちらのメニュー、ビジュアル的にはどう見てもアレ系なのだが、有体に言うと「油そば」。スープは入っておらず、たまり醤油と液体油で混ぜられた麺のショッパさと脂っぽさを、麺の上に載った大量のヤサイで中和しながら楽しむという、ある意味シンプルな「男」のメニューである。
(余談だがこちらのお店、オープン当初は「女人禁制」だったのだ。すぐに撤回されたようだが。。。)

 

 上に載っているお肉は、豚の角煮にコーンスターチをまぶして油で揚げたもの。

通常のデブセブハイパーではこのお肉(セブ肉と呼ばれる)が切った後に揚げられるのだが、ライトは逆に揚げたあとでカットされている。
つまり油で揚げられる断面が少ないから「ライト」なのだそうだが・・・

もうお分かりかとは思うが、このお肉とビールの組み合わせが楽しみたくて躊躇することなく大ジョッキを頼んだ。
目論見通り、最高の組み合わせであることを確認。もはや言葉は不要である。

 

セブ肉とビールを半分ほどやっつけた後はいよいよメインの麺の登場である。

大量のヤサイの層を掻き分け、文字通り穿り出した麺がこちら。小生がこちらのお店にハマる契機となった、豊かな香りと強烈な歯ごたえを備えるプリプリ麺である。
デブセブの場合、茹で上げ後一旦水で締められ再度よく温める、という手間がかけられている。
この製法で提供された麺は、アツアツの醤油とアブラでコーティングされても簡単に伸びる代物ではないため、最後まで全くダレることなく存分に楽しむことができる。
「餅は餅屋」とは良く言ったものだが、さすがにこの麺の特長を熟知している店主(とオーナー)である故の製法と言えよう。
出会ってから10年、これまで数多のラーメンを食べてきたが、未だかつてこの麺の代替となるものは見たことがない。

 

このとおり、開店当初は「二郎系」とカテゴライズされてはいたものの、それとは全く異なる進化を遂げ、もはや別物であることは明白である。
とはいえ、そんな分類などどうでもよくなるほどの、唯一無二の存在。
普段の行動圏にあってほしいとは思うが、邂逅する頻度が少ないから、毎回感動と興奮が楽しめるのだとも思うと現状がベターなのかもしれない。
そんなことを考えつつ颯爽と退店する際に、ちょっと頭をぶつけてしまったのはナイショだ。
(※このお店の入り口はちょっとしたトラップになっています。詳しくは店頭にてご確認ください(笑))
また折を見て、必ず食べにくることにしよう。

ごちそうさまでした! 


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